速読解Bizを1ヵ月真剣に取り組んでみた結果と感想【読書速度、口コミ】

1か月間、速読解Bizで速読のトレーニングをしてみました。

本当に読むのが速くなったのか、具体的に何をしたのか、私個人の感想などを綴りたいと思います。

一見うさんくさい「速読」ですが、きちんと文章を読む方法が確立されていて、実践すれば読書速度はあがる印象でした。

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本当に読むのが速くなったか

1日1回15分のトレーニングを、1か月の間に計25回実施しました。

読書速度の測定に使用したのは「読書速度ハカルくん」です。

1ヵ月のトレーニング前後で測定した結果が下記の通りです。

トレーニング前…435(文字/分)
トレーニング後…691(文字/分)

数字をみると、およそ1.5倍の読書速度になっていました。



どんなトレーニングをしたか

トレーニングの内容は大きく分けて3つあります。

目のトレーニング

1つ目は目(眼球)の動きのトレーニングです。

より早く文章を「見る」力を鍛えます。

具体的には「移動する◯を目で追う」、「有効視野の範囲に出現するキャラクターや文字を認識する」といったトレーニングがありました。

トレーニングの内容から、純粋な眼球の動きや、有効視野を活かすことに重点が置かれているのかなと思いました。

脳のトレーニング

2つ目は脳のトレーニングです。

記憶力や検索力、短期記憶力、認識力、判断力を鍛えます。

具体的には、「神経衰弱」「パズル」などのミニゲームがありました。

文章を読んで理解するトレーニング

3つ目は、実際に文章を読んで理解するトレーニングです。

3行くらいの比較的短めの文章問題と、

制限時間内には読みきれないような、とても長い文章問題が出題されます。

文章を「見る」力だけでなく、文章を「理解する」力を鍛えることに重点が置かれます。

 

「速読」をするためには

文章を「見る」だけではダメ

いくら眼球の筋肉を鍛え、はやく目を動かすことに慣れ、短時間に多くの文章を「見る」ことができても、内容の理解が追い付いていなければ意味はありません。

基本的に人は目の動く速度より、読解する速度のほうが遅いです。

よって、読解力を向上させるためのトレーニング中は「目の動きに読解する速度が頑張ってついていく状況」になるのが正しいのだろうなと思います。

実際、速読解Bizにはそれを意図するトレーニングがありましたので。

速読の方法を知り、慣らす、癖をつける

文章の読み方にも方法があります。

たとえば、目に写っている文字を「単語」としてとらえるか、「文節」や「文」としてとらえるかで読書スピードは速くなる場合があります。

文章を「単語」としてとらえる場合は、一回でとらえることができる情報が少ないので、「情報を目から脳に送る」プロセスを多く繰り返す必要があるのに対し、

文章を「文節」や「文」としてとらえる場合は、一回でとらえることができる情報が多く、「情報を目から脳に送る」プロセスが少なく済むため、脳が情報をより効率的に処理することができます。

一目で記憶できる文量には人それぞれ限りがあると思うので、自分の記憶できるラインの見極めが大切です。

語彙力をつける

読書速度と語彙力は比例します。

たとえば文章を読んでいて、あまり目にしない単語や言い回しがでてくると、「これ、どういう意味だろう」と考える時間が発生します。

逆に、知っていればここで考える時間はなくなるわけですから、把握している(もしくはみたことのある)単語や言い回しの数が多いほど、考える時間が減り、読書速度が上がるわけです。

普段から色んな文章を読み、知らない単語や言い回しを調べることも大事なトレーニングになりそうですね。

 

雑記

速読トレーニングを1ヶ月やってみた感想としては、続けていけばもっと伸びるだろうなという印象です。

速読に触れる前は「一体全体どんな超能力を使っているんだ…?」と思ったものですが、

眼球の動きや脳(記憶力、認識力等)を毎日コツコツ愚直に鍛えていくようなトレーニングを体験して、

速読は超能力でもなんでもなく、頑張れば誰でも習得できるスキルなのだなと感じました。

ただ、やるかやらないかという話であって。

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