1か月間、速読解Bizで速読のトレーニングをしてみました。
本当に読むのが速くなったのか、具体的に何をしたのか、私個人の感想などを綴りたいと思います。
一見うさんくさい「速読」ですが、きちんと文章を読む方法が確立されていて、実践すれば読書速度はあがる印象でした。
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本当に読むのが速くなったか
1日1回15分のトレーニングを、1か月の間に計25回実施しました。
読書速度の測定に使用したのは「読書速度ハカルくん」です。
1ヵ月のトレーニング前後で測定した結果が下記の通りです。
数字をみると、およそ1.5倍の読書速度になっていました。
どんなトレーニングをしたか
トレーニングの内容は大きく分けて3つあります。
目のトレーニング
1つ目は目(眼球)の動きのトレーニングです。
より早く文章を「見る」力を鍛えます。
具体的には「移動する◯を目で追う」、「有効視野の範囲に出現するキャラクターや文字を認識する」といったトレーニングがありました。
トレーニングの内容から、純粋な眼球の動きや、有効視野を活かすことに重点が置かれているのかなと思いました。
脳のトレーニング
2つ目は脳のトレーニングです。
記憶力や検索力、短期記憶力、認識力、判断力を鍛えます。
具体的には、「神経衰弱」や「パズル」などのミニゲームがありました。
文章を読んで理解するトレーニング
3つ目は、実際に文章を読んで理解するトレーニングです。
3行くらいの比較的短めの文章問題と、
制限時間内には読みきれないような、とても長い文章問題が出題されます。
文章を「見る」力だけでなく、文章を「理解する」力を鍛えることに重点が置かれます。
「速読」をするためには
文章を「見る」だけではダメ
いくら眼球の筋肉を鍛え、はやく目を動かすことに慣れ、短時間に多くの文章を「見る」ことができても、内容の理解が追い付いていなければ意味はありません。
基本的に人は目の動く速度より、読解する速度のほうが遅いです。
よって、読解力を向上させるためのトレーニング中は「目の動きに読解する速度が頑張ってついていく状況」になるのが正しいのだろうなと思います。
実際、速読解Bizにはそれを意図するトレーニングがありましたので。
速読の方法を知り、慣らす、癖をつける
文章の読み方にも方法があります。
たとえば、目に写っている文字を「単語」としてとらえるか、「文節」や「文」としてとらえるかで読書スピードは速くなる場合があります。
文章を「単語」としてとらえる場合は、一回でとらえることができる情報が少ないので、「情報を目から脳に送る」プロセスを多く繰り返す必要があるのに対し、
文章を「文節」や「文」としてとらえる場合は、一回でとらえることができる情報が多く、「情報を目から脳に送る」プロセスが少なく済むため、脳が情報をより効率的に処理することができます。
一目で記憶できる文量には人それぞれ限りがあると思うので、自分の記憶できるラインの見極めが大切です。
語彙力をつける
読書速度と語彙力は比例します。
たとえば文章を読んでいて、あまり目にしない単語や言い回しがでてくると、「これ、どういう意味だろう」と考える時間が発生します。
逆に、知っていればここで考える時間はなくなるわけですから、把握している(もしくはみたことのある)単語や言い回しの数が多いほど、考える時間が減り、読書速度が上がるわけです。
普段から色んな文章を読み、知らない単語や言い回しを調べることも大事なトレーニングになりそうですね。
雑記
速読トレーニングを1ヶ月やってみた感想としては、続けていけばもっと伸びるだろうなという印象です。
速読に触れる前は「一体全体どんな超能力を使っているんだ…?」と思ったものですが、
眼球の動きや脳(記憶力、認識力等)を毎日コツコツ愚直に鍛えていくようなトレーニングを体験して、
速読は超能力でもなんでもなく、頑張れば誰でも習得できるスキルなのだなと感じました。
ただ、やるかやらないかという話であって。
気になっている方は、是非公式ページをのぞいてみてください。
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